過去のデータを調べてみると、決勝に進出しているチームには制作したコンテンツに
ある程度の共通点が見られます。その特徴を2つほど挙げてみます。
1. 本人の映像がある
カメラの前でチームのメンバーが顔を出してプレゼンをしていたり、本人の映像が
挿入されている(寸劇、Skit含む)コンテンツは決勝進出率が高い傾向があります。
本人の映像を映さずにコンテンツを制作する場合、カメラを意識せず台本に集中すればよいため
制作の難易度は下がりますが、話す内容や構成がよほどしっかりしていないと、なかなか
決勝に進出するのは難しいといえそうです。
本人映像ありと本人映像なしの比較
※2011年の1次予選は全チームが通過したため、2次予選のデータを適用
本人映像ありの場合 (単位:チーム) | 2011年 (※) | 2012年 | 2013年 | 3年合計 | |
総数 | 10 | 9 | 19 | 38 | |
決勝進出 | 10 | 9 | 11 | 29 | |
本人映像なしの場合 (単位:チーム) | 2011年 (※) | 2012年 | 2013年 | 3年合計 |
総数 | 12 | 14 | 24 | 50 |
決勝進出 | 5 | 10 | 4 | 19 |
決勝進出率=38.0%
2. 外国語を使用している
外国語でプレゼンテーションを行うこと自体が非常に難易度が高く、(とくに
英語以外の場合)字幕を挿入する手間がかかります。
もちろん事例は少ないですが、それにあえて挑戦しているチームはすべて予選を突破し、
ほとんどのチームが入賞しています。
昨年は英語のほかに、中国語、韓国語、タイ語でプレゼンテーションを行ったチームも
ありました。
外国語使用 (単位:チーム) | 2011年 | 2012年 | 2013年 | |
総数 | 4 | 0 | 7 | |
決勝進出 | 4 | 0 | 7 | |
入賞 | 3 | 0 | 6 |