コンテンツ制作時に、背景内に人が映るように見える効果(クロマキー効果)を使用する場合のポイントについて
記載します。(下のイメージはクロマキーが適用されたコンテンツ)
ポイント1. 背景の色を統一する
被写体(コンテンツの制作者)以外の背景は同一の色で統一します。(一般的には青か緑)
カラーボード(例1参照)や大きな布を使用するか、大きい画用紙をしわが寄らないように平らにして背景にすると
よいと思います。
駿河台キャンパス12号館11階のスタジオでの撮影も推奨しています。(詳細はこちら)
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例3:このような布を使えば、レジャーシートよりもより鮮明にクロマキー効果を適用できます。
(eプレスタッフが、某生地屋で 2m 四方の青布を1980円で購入)
ポイント2. 服は背景色とかけ離れた色にする
例えば、背景を青くして撮影するとき、着ている服の色が青系統の場合は、同一の色とみなされ服が透明に表示
されてしまいますので注意してください。
また、白のワイシャツなど、光を反射するような服は避けることを推奨します。
ポイント3. 明るいところで、影ができないように撮影する
撮影場所が暗いとクロマキーがうまく識別できませんので、明るいところで撮影します。
被写体などの影ができるとクロマキーがうまく識別できませんので、出来るだけ上から光をあてます。
とくに画用紙を背景にしている場合、可能な限り反射しないようにすることを推奨します。
ラシャ紙や植毛紙を使用するとあまり光が反射しないので便利です。
ポイント4. 被写体とカメラとの距離は一定に保つ
撮影中は、カメラとの距離をできるだけ一定に保ち、激しい動きは避けることを推奨します。
ポイント5. カウントダウンがゼロになってから、一呼吸おいて話し始める
クロマキー効果を利用して録画を行う際、録画の開始時およびスライドの切り替え時には少し間をおいてから
話し始めることをお勧めします。
Webカメラによっては、SilverStreamProducerの録画開始からややずれたタイミングでカメラの録画機能が起動
するため、ずれたタイミングの分はクロマキーがうまく抜けません。
録画したコンテンツをプレビューで再生してみて、クロマキーが残ってしまった場合は、「トリミング」機能を利用
して不要な部分をカットすると、全体的にきれいにクロマキーの抜けたコンテンツを完成させることができます。